今日は美容院へ。馴染みの美容師さん(現代風にはアーディレクターって言うのかな?)は先日ロンドン研修から帰ってきたばかりだそう。現像したばかりのロンドンの町並みの写真を懐かしく見せてもらいながら、ロンドン話にあれやこれやと盛り上がりました。イースターが終わって6月中旬のヨーロッパは、最高にいい季節!夜の9時過ぎまで明るく、夕食が終わっても一日の終わりを感じないのがうれしいですよね。ロンドン・パリ時代はこの季節の何ともいえない躍動感がたまらなく好きでした。
「あれ、みんな半袖着てるけど暑かったの?」
「暑かったですよ、毎日25℃はありましたよ、お天気も良くって最高でしたぁ~」
えっ?!ロンドンの6月が暑いですって?毎日晴れ??・・・・・・私の知る約20年前のロンドンの夏は“涼”&“どんより”のみ。お日様なんて滅多に見ることはありませんでしたし、暑くて汗をかいたという記憶がないんです。約5年間の滞英で半袖を着たのは何回あったでしょうか。日本の夏に着るような服は一度も出番がないまま引越し荷物になってしまったものです。ですから、暑くて天気の良いロンドンはもはや私の知っているロンドンではないのでしょう・・・・。
これって地球温暖化の影響ですか?少しずつの気温上昇も、20年というまとまった時間が経つとその違いがはっきりわかる、ということになるのでしょうか?日本だって近い将来は亜熱帯気候になるといわれていますが、これも毎年の気温上昇が積み重なっての結果になってしまうわけですよね・・・・・。「不都合な真実」は決してレアケースではない・・・・・・。
地球温暖化に歯止めをかけようといろいろな取り組みがなされる昨今ですが、10年、20年というスパンで私達ひとりひとりが身近なところで想像力を働かせてみるって大切なことですね。
涼しい夏のロンドンは今となっては昔のこと?スカッと晴れ渡る夏空のロンドン・・・ですね、でも私の中では修正不可能・・・・・最近のロンドンに行ってみるまでは。・・・・・・行きたいなぁ。
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